PC操作時短テク紹介ブログ

若手サラリーマンがビジネスシーンでよく使われるPC操作をSpeed Upする時短テクニックを紹介します。使えるショートカットキーからExcel, Power Pointを用いた見やすい資料作りまで。

基本操作① ウィンドウ切り替え (Alt + Tab)

巷ではExcelの操作について説明した書籍がたくさんあるものの、基本となるアプリケーション間の移動、フォルダを開く/閉じる、シャットダウン、等どのソフトを使用するにも通ずる基本操作について取り上げられているものは案外、あまりないように思います。これは多くの人が当たり前のようにマウスで操作している基本の操作であり、敢えて「解説する必要がない」と捉えられていることが原因かと思われます。

ただ、実際にはこういった基本の動作から操作をスピードアップさせる余地があるものです。

このブログでもしばらくはExcel、Wordといった特定のアプリケーションソフトに焦点を絞る前に、PCを使う人なら誰でも使う基本操作のショートカットキーを紹介していきます。

 

まずはAlt + Tabです。これは(当然数えたことはありませんが)私がこれまで一番使用しているショートカットキーだと思います。絶対に一番頻繁に使っていると断言できるくらい、使っています。非常に使える操作にもかかわらず、意外と知らない人が多いのが残念なところです。

何をするための操作か?これはウィンドウ切り替えに使います。

 

みなさんはExcelの作業中にOutlookでメールを見るとき、どのように操作するでしょうか?(Outlookは既に開いているものとします)

多くの人は下のアイコンをクリックしてOutlookに移るのではないでしょうか?

そしてメールを見終えた後、ExcelのアイコンをクリックしてExcel作業に戻る。

いちいち下のアイコンを探してクリックするのは面倒ではないでしょうか?

 

そんな時はAlt + Tabを使ってみましょう。

まずいくつかアプリケーションを開いた状態でAlt + Tabを押すと(←Altキーを押した後、Tabを押します)以下の画面になると思います。

*因みに私はAltキーを左手親指、Tabキーを左手中指で押しています。

 

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Altを押しながらTabを何回か押すとどんどんフォーカスが移っていきます。Tabを何回か押し、自分の開きたいウィンドウになったところでAltを離すとそのウィンドウを開くことが出来ます。

 

たくさんウィンドウが開いているときはTabを何回も押すのは大変です。その時にはAlt + Tabを押した後、キーボード右下にある矢印キーで選択のが便利です。Tabの場合と同様、矢印でウィンドウを選択した後、Altキーを離すとそのウィンドウに移ることができます。

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尚、Alt + Tabで出現するウィンドウの順番はウィンドウを開いていた履歴順です。つまり、Alt + Tabを一回押すと一番直近まで開いていたウィンドウに移ることが出来るというわけです。とはいえ、ウィンドウを開きすぎるとたとえAlt + Tabを使ってもウィンドウ間の移動に時間がかかってしまいますので、出来る限り不必要なウィンドウはしばらく使わないのであれば閉じちゃいましょう。

→ ウィンドウを閉じる操作についてもキーボード操作で行なうことが可能です。(Ctrl + W, Alt + F4など) これはまた次回。

 

今回は以上です!最初は慣れないかもしれませんが、今後はAlt + Tabでウィンドウ切り替えを行いましょう。もう絶対にマウスで操作してはダメです。一度知った操作に関しては「絶対にマウスを使わない」とルール化することが重要です。

では、また次回! 

*因みにWindows + Tabも同じような効果がありますが、Alt + Tabで十分だと思います。気になる人は試してみてください。