Wordで使うと便利なショートカットキー5選 (Ctrl + ~ 編)
前回まではExcelでもWordでもOutlookでも全てに共通したショートカットキー操作を紹介しました。
Ctrlキーを使ったショートカットキー:
Ctrlを使った便利なショートカットキー10選 (Excel, Word, PowerPoint, Outlook共通) - PC操作時短テク紹介ブログ
Altキーによるリボン操作:
Altキーを使ったショートカットキー① 基本編 - PC操作時短テク紹介ブログ
Altキーを使ったショートカットキー② Word, Excel, PowerPoint, Outlook共通 - PC操作時短テク紹介ブログ
今回からはそれぞれのソフトウェア別に使えるショートカットキーを紹介していきます。
1. 文字のサイズを変える (Ctrl + [ , Ctrl + ])
使用頻度:★★★★★
前回 (Altキーを使ったショートカットキー② Word, Excel, PowerPoint, Outlook共通 - PC操作時短テク紹介ブログ)、Alt→H→F→Sによる文字サイズの変更方法を紹介しましたが、WordではCtrl + [ , Ctrl + ] によってより簡便に文字サイズの変更が出来ます。
Ctrl + [ :文字のサイズを1ポイント大きくする
Ctrl + ] :文字のサイズを1ポイント小さくする
*尚、これらはPowerPointでも使えます。
** Ctrl + Shift + > 、Ctrl + Shift + < でも(微妙に違いますが)同様の効果が得られますが、Ctrl + [ , Ctrl + ] のみ使用すればよいと思います。
2. 段落の字下げ (Ctrl + M), ぶら下げインデント (Ctrl + T), 段落書式の解除 (Ctrl + Q)
使用頻度:★★★★★
Wordではインデントを設定することが多々あります。マウスで砂時計の形のようなインデントマークをいじって設定している人も多いと思いますが、ショートカットキーによりこの煩わしい操作を簡単にすることが出来ます。
まずよく使うのがCtrl + Mでの字下げです。これを使えば下図のように段落を整えることが出来ます。元に戻したいときにはCtrl + Shift + Mを押せばOKです。
また、下左図のような時に二行目を一行目説明文の文頭にそろえたいと思ったことはありませんか?そんな時にはぶら下げインデント:Ctrl + Tを使います。二行目にカーソルを合わせ、Ctrl + Tを何回か押せば一行目にそろえることが出来ます。
またこのような字下げなどの段落書式は全てCtrl + Qでリセットすることが可能です。他人が作成したWordファイルを直す時などに重宝するショートカットです。
3. 変更履歴の記録のON/OFF (Ctrl + Shift + E)
使用頻度:★★★★☆
マニアックなショートカットかもしれませんが、この記事の中で一番おススメのショートカットかもしれません。
よく他人が書いた文書に赤ペンを入れたいときに使用する「校閲」の「変更履歴の記録」ですが、これはCtrl + Shift + EでON/OFFの切り替えが出来ます。
これから赤ペンをいれるぞ!というときにはCtrl + Shift + Eを押せばOKです。また赤ペンから通常編集に戻したいときにはまた同じCtrl + Shift + Eを押してください。
お気づきの人もいると思いますが、リボン操作としてAlt → R → G → Gでも同様の効果を得られます。
4. コメントの挿入 (Ctrl + Alt + M)
使用頻度:★★★☆☆
時折、修正履歴とともにコメントを付すことがあると思います。そんな時にはCtrl + Alt + Mです。これでコメント記入画面を一発で出すことが出来ます。
覚えられない場合にはリボン操作でAlt → R → Cでもいいかもしれません。
尚、コメントを削除するときにはリボン操作でAlt → R → Dです。
5. 文字の左揃え (Ctrl + L)、中央揃え (Ctrl + E)、右揃え (Ctrl + R)
これはWord, PowerPointで使用できるショートカットなのですが、肝心のExcelでは使用できません。
リボン操作でExcelにも適用できるAlt → H → AL/AC/ARで覚えてもよいですが、WordまたはPowerPointの場合はこちらがシンプルです。
今回は以上です。次回はWordでよく使うAltキーを使ったリボン操作を紹介する予定です。