Excelで使うと便利なショートカットキー6選 (基本操作:セルの移動・選択 他)
今回からExcelの操作について紹介します。Excelは色々な操作があるので少し他のソフトよりも細分化して説明します。
今回は1回目としてセルの移動や選択の方法を中心によく使用するショートカットキーを紹介します。
Excelを使う目的は人によって様々ですが、今回紹介する操作は誰でも使う操作だと思います。必須ですのでぜひマスターしましょう。
1. セルの編集 (F2キー)
使用頻度:★★★★★
セルをダブルクリックするとセル内の編集が可能ですが、これはF2キーで代用可能です。これは以前ご紹介したフォルダのファイル名編集と同じです。
尚、セル内の文章作成の際、改行したいときにはAlt + Enterです。
2. セルの移動:端のセルにジャンプする (Ctrl + 矢印キー) など
使用頻度:★★★★★
セルの移動は矢印キーで行うのが基本ですよね。(上下の移動には↑↓、左右の移動には←→)
但し、セルの移動は矢印キーの他にTabキーやEnterキーでも移動することが出来ます。
Tabキー:右に移動
Shift + Tabキー:左に移動
Enterキー:下に移動
Shift + Enterキー:上に移動
※尚、Excelの設定によってはEnterキーを押しても下に移動しないことも可能です。私はExcelを使用するときにはこの設定をし、Enterキーを押してもセルが移動しないようにしています。Enterキーはセル内の文字編集の際にも押すことがあるため、その際にいちいちセルのカーソルが下に移動することを避けるためです。
しかし、データが1,000も10,000もあると矢印キーだけで移動するのは大変です。このようなときにはCtrl + 矢印キーを使用しましょう。
これにより、端のデータまでジャンプすることが出来ます。
(言葉では分かりにくいので下図を参照してください。)
3. 隣のシートに移動 (Ctrl + Page Up/Down)
使用頻度:★★★★★
隣のシートに移動するときはCtrl + Page Up/Downを使います。Page Downだと右隣りに、Page Upだと左隣りのシートに移動します。
尚、シートを新しく追加するときはShift + F11キーです。
(シートの削除は少々複雑でAlt → H → D → Sという操作となります。シート名の変更はAlt → H → O→ Rです。)
4. セルの選択 (Shift + 矢印キー、Ctrl + A)
使用頻度:★★★★★
複数のセルを選択するときはShift + 矢印キーを使いましょう。
ここでもCtrl + 矢印キーは使用することができ、Shift + Ctrl + 矢印キーで端のセルまで一気にセル選択をすることが可能です。
シート内のセルを全選択するときはCtrl + Aです。これはWordなどと同じです。
5. 行選択・列選択 (Shift + Space, Ctrl + Space)
使用頻度:★★★★★
一行全体を選択するときにはShift + Space、一列全体を選択するときにはCtrl + Spaceです。
6. セルの挿入・削除 (Ctrl + "+", Ctrl + -)
使用頻度:★★★★★
新しいセルを挿入するときはCtrl + "+" (Shirtキーを押しながら";"キーを押す)、セルを削除するときはCtrl + -です。
よく使用するのは行や列を削除する操作です。
例えば行を削除するときはShift + Spaceで行全体を選択後、Ctrl + -を押すという操作になります。
いかがでしたでしょうか。
多くはCtrlキー、Shiftキー、矢印キーを使う操作です。考えずに操作できるようになるまで何度も練習してみてください。